お風呂上りとメイク前の保湿が大事!日テレの「バゲット」で紹介されていた冬の効果的な乾燥肌対策のポイントについて。
間違った保湿対策で「過乾燥」に?!
神楽坂「肌と爪のクリニック」院長の野田弘二郎先生が、今日からできる冬のお肌の保湿テクニックについてわかりやすく説明されていました。
お肌の保湿をするための重要ポイントはお風呂上がり。なぜかというと、入浴すると肌の水分を保持する皮脂や角質のセラミドが流されバリア機能が低下するため、お風呂上りが最も肌が無防備で、肌が乾燥しやすい状態。この時にしっかりと保湿ケアを行わないと、肌が「過乾燥」の状態になってしまうと言います。
お風呂上がりの保湿ボディケア
入浴直後は最も肌が乾燥しやすい反面、水分を含んで柔らかくなっている状態でもあるので保湿のベストタイミングであるともいえます。
この時に、タオルでしっかりと水分をふき取ってしまってはせっかくの保湿タイミングを失ってしまいますので、あまり身体を拭かない状態で保湿をするのが〇!浴室内でお肌の水分を軽く取ったらすぐに、まだ肌から湯気が出ているぐらいのときにセラミド配合のローションタイプの保湿剤を塗ります。
メイク前のフェイスケア
2つめの保湿ポイントはメイク前。
化粧をする前は、ぬるま湯で洗顔後にホットタオルでお肌を温めてから保湿ケアをするのがおすすめ。ホットタオルの熱と蒸気によってお肌が柔らかくなり毛穴も開き、お風呂上りと同様に保湿のベストタイミングを作るというわけです。もちろん、ホットタオルをした後はお風呂上りと同様にバリア機能が低下し乾燥リスクも高まった状態ですので、素早く保湿をする必要があります。もちろん、保湿剤をごしごしと塗り込むのは絶対にNGです。
ホットタオルの作り方の目安は、濡らして絞ったタオルを500Wの電子レンジで30秒から1分程度加熱し、ホットタオルを顔に乗せ2~3分、顔が温まるまで置きます。
お風呂上りもメイク前も、お肌の保湿のタイミングがとにかく大事!ということですね。
そして、お肌の状態は外からのケアだけでなく、中からのケアが最も大事なので、美肌を保つために欠かせないたんぱく質や鉄、ビタミンC、ビタミンB2、亜鉛、コエンザイムQ10などが不足していないかどうかもチェックしてみると良いでしょう。また、何よりもお肌の状態は腸の状態を反映するので、お肌を健康に保つためには腸内環境を整えることもかなり重要です!!