春の花粉症シーズンだけでなく、ハウスダストや通年性のアレルギーに悩まされる方が増えています。
この記事では、「薬に頼らず、根本から体質改善したい!」という方に向けて、腸内環境×栄養×生活習慣から免疫力を整える方法をまとめています。
来年の花粉症対策にも、今から始めるのがおすすめです。保存版としてぜひ活用してください!
なぜアレルギーが起こるの?
アレルギーはなぜ起こるのでしょうか。
本来無害なはずの花粉やホコリなどに、免疫システムが過剰に反応してしまうことが、アレルギー症状の正体です。
その背景には、
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腸内環境の乱れ
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慢性的な炎症
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栄養バランスの崩れ
が関係していることが、近年の研究でもわかってきています。
腸内環境を整える「オリゴ糖」のチカラ
オリゴ糖は腸内で善玉菌の餌となり、腸のバリア機能を強化し腸内環境を整え、全身の炎症を抑えるのにも役立ちます。
善玉菌が増えると、
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腸のバリア機能が高まる
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炎症が抑えられる
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免疫反応が正常化する
といった効果が期待でき、結果としてアレルギー症状が軽減される可能性があります。
(オリゴ糖について、詳しくはこちら→オリゴ糖)
オリゴ糖の摂取ポイント
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1日ティースプーン1〜2杯程度からスタート
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最初はガスが増えることも → 少量から始めて様子を見ながら。
(オリゴ糖を摂り始めたばかりの頃は、腸内フローラが慣れるまでに時間がかかるため、腸内フローラが改善する過程で一時的に、数日から数週間にかけてお腹のガスが増えることがあります。腸内環境が乱れていて悪玉菌が多い人ほどガスの増加が気になる傾向が多いようです※)
※お腹のガスや膨満感が続いておさまらない場合や、オリゴ糖によって腹痛、下痢、便秘、などといった症状が悪化するような場合、「SIBO」である可能性もあります。「SIBO」とは、「小腸内細菌過剰増殖」のことです。(詳しくはこちら →SIBO)
ビタミンD
ビタミンDは免疫細胞の調節に深く関与しており、過剰な免疫反応や炎症を抑える作用があります。
逆に、ビタミンDの不足はアレルギー症状を悪化させたり、その他の免疫系疾患の原因にもなり得るので注意が必要です。
ビタミンDは日光を浴びることによって肌でも作られますが、冬場は当然長袖を着込んでいるので日光に当たることができないことや、日焼け止めの使用によっても肌のビタミンD生成は抑えられてしまいますので、十分な量を確保するにはサプリメントの摂取が有効です。
ビタミンDのサプリメントを摂る場合は1日に2000IUぐらいから始めると良いでしょう。
(ビタミンDについて、詳しくはこちら→ビタミンDについて)
ビタミンC
ビタミンCには薬ほとではないものの天然の抗ヒスタミン作用があることも知られています。
ビタミンCを摂取すると、血液中のヒスタミン濃度が低下し、花粉症の症状(くしゃみ・鼻水・かゆみなど)を和らげる効果が期待できるのです。
ビタミンCが豊富な食材(パプリカ、イチゴ、柑橘類etc.)を積極的に摂ったり、サプリメントを活用しても良いでしょう。
ビタミンCを含む食材例
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パプリカ、ブロッコリー、柑橘類、イチゴなど
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不足しがちな方はサプリも◎ (ビタミンCサプリについて詳しくはこちら→ビタミンC)
また、体内の慢性炎症がある人は花粉症の症状が悪化しやすいので要注意です。
すぐできる!生活習慣でのアレルギー対策
鼻うがい
帰宅後すぐに生理食塩水(ぬるま湯)で花粉やほこりを洗い流す。鼻詰まりの予防にも。
ユーカリ精油で鼻呼吸サポート
ユーカリの香りには、鼻腔の通りをよくする効果や抗菌・抗ウイルス作用があるとされています。
鼻詰まりが気になるときは、ユーカリ精油をティッシュやディフューザーで使うとスッキリします。
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ティッシュに1~2滴垂らして、枕元に置く
→ 寝る前のリラックスタイムに -
マグカップにお湯を入れて精油を1滴垂らし、蒸気吸入
→ 湯気と一緒に吸い込むことで鼻がスッキリ -
ディフューザーで部屋に香りを広げる
→ デスクワーク中や就寝時に
睡眠と運動で体調キープ
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7時間以上の質の良い睡眠
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週に2〜3回の軽いウォーキングなど
↑この2つは腸内環境にも免疫機能にもダブルで効果あり!
まとめ 今からでも遅くない「体質改善」で来年をラクに!
今から始める免疫ケアが、来年の花粉症や日常のアレルギー症状を軽くすることに繋がります。
基本習慣をまとめると、、
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オリゴ糖で腸内環境を整える
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ビタミンD・Cを意識して摂取
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鼻うがいや精油で物理的対策
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睡眠・運動・ストレスケアも忘れずに
花粉症やアレルギーは、「季節が終わったから」といって放っておくのはもったいないです。
一年を通して快適に過ごせるための準備を、今日から始めてみましょう!