・寝つけない
・眠りが浅い
・朝スッキリ起きられない
そんな睡眠の悩みが、実は“腸”と“栄養不足”からきているかもしれません。
セロトニン→メラトニン=快眠のカギ!
前回の記事で紹介したように、睡眠ホルモン「メラトニン」は、
しあわせホルモン「セロトニン」から作られています。
つまり、
-
セロトニンがしっかり作られること
-
それがスムーズにメラトニンに変換されること
この2つが快眠の条件なんですね。
では、セロトニン→メラトニン変換に必要な「栄養素」って何なのでしょう?
キーワードは「ビタミンB6」と「腸内環境」
ビタミンB6が不足していると…
ビタミンB6は、体内で「トリプトファン」というアミノ酸から「セロトニン」を作り出すためにも、
さらにセロトニン→メラトニンへの変換にも必須の栄養素です。
つまり、ビタミンB6が不足すると、
「セロトニンも少ない」「メラトニンも作れない」状態になります。
すると、、
眠れない、気分が落ち込む、やる気が出ない…という悪循環になってしまいます。
実はB6は腸でも作られている!
ビタミンB6は、食事から摂ることも大切ですが、
実は腸内細菌が合成することも可能です。
つまり、腸内環境が乱れていると、
せっかくB6を作れるはずの腸がうまく働かなくなってしまう…。
このようなケースがとても多いんです。
B6不足のサイン、見逃していませんか?
例えば健康診断などの血液検査で、
-
AST(GOT):10前半
-
ALT(GPT):10未満
このような数値の方は、B6不足が強く疑われます。
(ビタミンB6不足と血液データの読み方について、詳しくはこちらに書いてます)
こういった方は、
-
眠れない
-
何となく気分が晴れない
-
頭が回らない・集中できない
などの悩みを抱えていることが多いです。
腸が元気になれば、眠りも整う!
だからこそ、
-
腸内環境を整えること
-
B6をしっかり摂れる食事・サプリを選ぶこと
この2つは、快適な眠りを手に入れるうえで、とても大切。
次回は、実際に「腸内環境を整える具体的な方法」をご紹介していきます。
まとめ
・ビタミンB6は、セロトニン→メラトニン変換に必須
・ビタミンB6は、セロトニン→メラトニン変換に必須
・眠れない人はビタミンB6不足になっている可能性大
・血液検査でB6不足のヒントが見つかるかも