自動的に夢がかなっていく?!私たちの脳に備わる「RAS」のすごい仕組みとは

思考は現実化する?!

ナポレオン・ヒルの有名な書籍にもあるように、「思考は現実化する」と言われています。

思ったことや言ったことが現実になった、といった事例を見聞きしたり、実際に自分で体験したことがあるという方も多いのではないのでしょうか。

目標を紙に書いたり口に出すことで本当に実現するという、いわゆる「引き寄せの法則」というやつです。

このような現象は決して珍しいことではないのですが、よく考えたらこれってなんだか不思議な気がしませんか?

もしかしたら、スピリチュアルな何かが働いてこのようなことが起こる、ということもあるかもしれません。

ですが、この「思考が現実化する」理由は、脳科学的に説明ができると言われています。

どういうことかというと、「思考が現実化する」という事実のカギとなるのは、私たちの脳に備わっている「RAS」という仕組みによるものだと言われています。

思考を現実化させる脳のすごい仕組み

自動的に夢がかなっていくブレイン・プログラミング 」という本では、この「RAS」の仕組みについて詳しく説明されています。

⇐「自動的に夢がかなっていくブレイン・プログラミング 」

「RAS」とは「RAS」とは、私たち人間だけでなく、哺乳類の脳幹にある神経の集まり(網様体)によって作り出されているシステムのことで、英語で「Reticular Activating System」を略した呼び名です。

日本語では「網様体賦活系」といいます。RASは私たちが心臓を動かしたり、呼吸をしたり、寝たり起きたり、といった生命活動を維持するために欠かせません。

網様体の構造は、脳幹に集まっている神経細胞が神経繊維によってゆるやかに結ばれた網目状の構造となっています。

RASは外部からの情報を受け取り、脳の視床・視床下部を通じて大脳皮質にその情報を伝えます。

また、脳から受け取った支持を小脳や各種の神経に伝えるための経路としても働いています。

人が見たものや聞いたもの、触ったものなどは全てRASに送られ、その情報をもとに色々なことを考えたり感じたりする働きが活性化し、それによってどんな行動をするかを考えたり行動意欲が起きたりします。

私たちの脳に送られる情報は、毎秒4億ビット(1ビット=コンピューターが扱うデータの最小単位)にもなると言われていて、そのうち意識的に脳で処理される情報はわずか2000ビットであると言われています。

脳に送られる情報のうち、なんと99.9999%は処理されて消えているのですね。

なぜなら、もしも何億ビットもの情報が全部意識に入ってきてしまったらあっという間に脳のキャパがパンクしまって、なにも行動したり判断したりできなくなってしまうからです。

その情報のふるい分けをしてくれているのが、「RAS」。

RASは、常に脳に入ってくる大量の情報の中から自分にとって大事なものだけをピックアップして、注意を向けるべき優先順位をつけるということをしています。

それをもとに、脳はどんな行動をとるべきかを考え、身体に指示を送っています。RASは私たちの「潜在意識」にも働きかけを行います。

意識的に受け取った情報がRASに送られると、RASは潜在意識にも指示を与え、無意識化で行われる思考や感情、そして行動に影響を与えるのです。

そしてRASは、私たちが信じていることや考えていることに集中して、目標に向かっていくための「GPS」のような役割を果たします。

つまり、脳内でどのような思考や感情が生み出され、どんな行動をして、どこにたどり着くかは、すべてRAS次第だということです。

RASを上手に使って夢を叶える方法

ある物事をどう感じるかは、それに対してどう考えるかによって、つまり、人によって違ってきます。

例えば、「身を粉にして働かなければお金を稼ぐことができない」と思い込んでいる人は、その信念を深めるための情報しか目に入ってきません。

一方、「そこまで苦労して働かなくてもお金を稼ぐ方法がある」と知っている人は、自然とそのような情報をキャッチし、チャンスをものにして成功する確率が高くなるというわけです。

ある人にはトラブルだとしか思えないことも、別の人にとってはチャンスだと思えたりすることだってあるのです。

望まないことばかり考え続けたりしていれば、その望まないものに自分の意識が向くようにRASをプログラミングをしてしまっているようなものです。

RASがチャンスをもたらすようにしたいのであれば、考え方を変える必要があります。

そのポイントは、ずばり、「望むことだけを考える」ということ。

望むことだけを考えて、前向きな考え方をしていれば、RASが自動的に前向きな行動をうながす情報を拾い上げてくれるようになるのです。

確かに、いつも愚痴ばかり言っていて行動を起こさない人や、不満ばかり言っている人は、人生があまりうまくいっているようには見えないし、金銭的にも余裕がなくていつも苦しそうだったりしますよね。

逆に、目的がはっきりしていて前向きな人には、自然と人もお金も集まってくるし、逆境に立った時もどうしたら物事を好転できるのかをいつも考えているのでピンチをチャンスに変えることができて、その結果今まで以上の成果を出すことができる、というのはごく当たり前のことなのかもしれません。

私たちの脳には「RAS」という素晴らしい機能が備わっているので、「思考は現実化する」というのは、脳科学的に見ても正しいことなのですね。

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