雨の日の頭痛の原因と対策!気象と頭痛の不思議な関係を解明

頭痛に悩む皆さん!

特に雨の日に頭痛が起こることってありませんか?

実は、気象と頭痛の関係には深いつながりがあるんです。

今回は、その原因と対策について、栄養の知識と解剖の知識を交えながらわかりやすく解説します。

なぜ気圧が下がると不調が起こりやすいの?

まず、雨の日に頭痛が起こる理由は何でしょうか?

主な原因は、気圧の変化です。

その理由は、気圧が下がると全身の組織にかかる圧力も微妙に少なくなる影響によって、耳の奥にある『内耳』という部分が浮腫みやすくなるからです。

『内耳』は、気圧の変化を感じ取るセンサーのような役割をしていて、その刺激が脳に伝わり、自律神経を調節しています。

自律神経とは、内臓の働きや血液の流れなど全身機能をコントロールしている神経です。

普段から寝不足だったり、血流が悪かったり、むくみやすかったりする場合、内耳のリンパの流れが滞りやすく、気圧の変化の影響を受けやすいので注意が必要です。

内耳が気圧の影響を過剰に受けて自律神経バランスが乱れると、

頭痛

だるさ

首肩こり

めまい

朝起きられない

うつっぽくなる

といった不調を引き起こします。

さらに、頭部の感覚を司る「三叉神経」も気象の変化に敏感に反応しやすい部分です。

三叉神経は「三叉神経節」という部分から3つの枝に分かれ、

①おでこから眼球
②下瞼から上唇・上の歯茎
③下あご・下唇・下の歯茎・舌

といった部分の感覚を司る神経です。

雨の日の頭痛に対する対策

雨の日の頭痛に対する対策はどうすればいいのでしょうか?

天気の影響によって頭痛をおこしやすい人にはある共通点がみられます。

そのの共通点はずばり、

身体全体の細胞の機能が低下しているという

ことです。

そこで、細胞機能を高めるためには、栄養バランスも含めたカラダの中からのメンテナンスを行っていく必要があります。

細胞の機能を低下させる大きな要因となるのは、、、
・慢性的な炎症
・身体のエネルギー工場であるミトコンドリア機能の低下
・重要な栄養素の不足(マグネシウムなど)
・酸化ストレス

etc.

お天気による不調を解消するためには、
これらを総合的に改善していく必要があります。

細胞機能を高めるコツを以下にまとめていますので、それぞれの記事も参考にしてください。

・炎症を抑える

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以上のような栄養的アプローチに加え、首の筋肉のこりをとっていくことも効果的であると考えらえます。

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