足の小指から始める一生歩ける身体

丈夫な足腰のためには足の小指が重要な理由

何歳になっても自力で歩いて人生を楽しみたいと思っている皆さん!

一生元気に歩ける身体をキープするためには、足腰を丈夫にしておくことも大事なのですが、それ以前に重要なのが、足のアライメント(足首から下の部分)を最適な状態にしておくことです。

そのためにぜひ整えておきたいのが、足の小指の形です。

足の小指なんて、小さくて頼りないし、机の角に足の小指をぶつけて「あいたたた」なんてなってしまった時以外には、あまり着目する機会も少ない存在かもしれません。

ところが!

この足の小指には、全身を整える大きな力があるのです。

足の骨は、建物で言うといわば土台の部分にあたります。

建物を建築するときに一番大事なのは、土台をしっかり作ることですよね。

建物の土台がわずかにでも傾いていたとしたら、上の部分に行くにしたがって大きな傾きとなって影響が出てしまいます。

それと同じで、例えば、足のアライメントが1cmずれると、建物のてっぺんに当たる頭の部分では10cmのずれが生じるという具合に、身体のバランスを崩す原因となるのです。

実際に、腰の痛みや腰痛、膝の痛みなどを抱えている人の多くは足の小指の動きが悪くなっていたり、形が変形しています。

一方、身体の痛みなどがなく高齢になっても元気にあるくことのできる人の足をみると、足の形がきれいで足指を動かしてもらうとしっかりと動かすことができます。

足指の元気度チェック項目

以下の項目に一つでも当てはまる人は要注意です
▢足指をグーパーできない
▢外反母趾がある
▢足の小指の爪が外側を向いている
▢足の小指の爪がつぶれている
▢巻き爪
▢足の指が曲がっている
▢歩くとふくらはぎやすねが異常に疲れる
▢靴底の一部だけけずれている
▢いつも足裏の同じ場所にタコができる
▢偏平足
▢かかと立ちができない
▢つま先立ちができない
▢足がつりやすい
▢つまづきやすい・転びやすい
▢ヒールや先のとがった靴を良くはく
▢いつも靴下で足を圧迫している

↑もしも当てはまる項目が多くても、毎日意識的にケアをしていけば大丈夫!

早速次の項目のケア方法を実践してみてください。

足指のケア方法

一生自力で歩ける足を作るためにマスターしたいポイントは、足指を上手に動かすことです。

足指を動かせると、外反母趾や内反小趾にもなりにくく、足の小指まで爪の形もきれいに保てるので見た目も良い状態をキープできるし、足が疲れにくくなったり、足元が安定してふらつきにくくなります。

①足指をほぐす
足指と足指の間に手の指を入れ、ふんわりと握ります。
そのまま足の甲側と足裏側をストレッチするように交互に動かします。5秒ずつぐらい、「ストレッチされて気持ち良い」と感じる程度の負荷で行いましょう。

②足指を開く
足指でパーの動きをした時に、5本の指を開きます。
小指まで大きく開くことができているかどうかチェックしましょう。

③足の小指にも力を入れて握る
足の小指に限らず、足指全部の関節でグーを握ります。

重要ポイント➡指先や第二関節だけを曲げるのではなく、指の付け根(MP関節)からしっかりと曲げて足指を握ります。

特に足の小指には力が入りにくい人が多いですが、手で抵抗をかけても負けないぐらいのチカラでしっかりと曲げるようにしましょう。

もしもこれらの動きができなくても、
毎日少しずつで良いので足指を動かすように習慣づけましょう。

また、靴下や靴で圧迫してしまうと足指の動きも悪くなるし、アライメントも崩れやすくなるのでなるべく避けます。

足の健康のことを考えると、普段履きの靴下は、5本指ソックスがおすすめです。

⇓私も愛用してます

 

今回は足の指(特に小指)を大事にする習慣について、日常生活に取り入れやすい方法をいくつかご紹介しました。

私たちの足は、日々の生活で毎日私たちの身体を支えながらがんばってくています。

一生元気に歩き続けることができるように、ぜひ足の指にも意識を向けてみてください。

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