80歳を超えてもフサフサの黒髪を保つ、ホンヤオ族に伝わる米のとぎ汁洗髪法とは?!

 

フジテレビの「元気な国に学べ!世界のマル秘健康法」を観ていたら、髪の毛をふさふさに保つ驚きの健康法を紹介していました。中国の「ホンヤオ村」という村にすむ女性たちは、みんな美しいつやつやの黒髪で、なんど80歳を超えた女性でも髪の毛が真っ黒で、しかもみんなふっさふさ!!

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「ストレスは役に立つ」と思うと、実際にそうなる?!ストレスを力に変える方法について。

ストレスは「敵」ではなく、「味方」になる?!

 

みなさんは、「ストレス」に対して、どのようなイメージを持っていますか?

ストレスは健康に害を与え、病気の元になるから、なるべく避けた方が良い、というのが一般的な考え方だと思います。

「ストレスを力に変える教科書」の著者で健康心理学者であるケリー・マクゴニガルも、心理学や医学の様々な見地において、ストレスは身体にとって有害であることは明白で疑いようのない事実であると考えていました。ストレスによって引き起こされる身体の不調は、単なる風邪だけでなく、心臓病・うつ病・依存症など、様々な病気のリスクを高めたり、脳細胞を殺してしまう、DNAにダメージを与える、老化を促進する、などといった悪影響があるとして、いかにストレスを緩和するか、についての論文や本の執筆、メディアの取材に対してもアドバイスをしてきました。ところが著者は、ストレスについての考えを大きく改めるきっかけとなる驚くべき研究結果を偶然知ることになります。

その研究結果とは、「ストレスが健康に悪い」と考えていた人は、「ストレスは健康に悪い」と考えていなかった人よりも死亡リスクが高いというものでした。強度のストレスを受けていた参加者の中でも、「ストレスは健康に悪い」と考えていなかった人たちは、死亡リスクの上昇がみられなかったばかりか、ストレスがほどんどない人たちよりも死亡リスクが低かったのだというのですから驚きです。

この研究の研究者たちの結論は、「人はストレスだけでは死なないが、ストレスが健康に悪いと考えていると、死亡のリスクが高まる」というものでした。

この研究結果を知った著者は動揺します。なぜなら、彼女はずっと人々のためになると信じて、「ストレスは健康に悪い」ということを力説してきたのです。いっそのこと、こんな研究結果は見なかったことにしてしまおうかとも思ったとも述べています。

しかし彼女は、このことをこれまでの自分の考えを見直す良い機会と考え、過去30年間の化学的研究や調査の内容を詳しく調べ、先入観を持たずにデータを見ていくことにしました。すると、ストレスは一般的に言われている通り有害であるという証拠も見つかったけれど、一般にはほとんど認識されていないような良い面もあるという証拠も見つかったのです。

ストレスの良い面とは、ストレスの経験から人は人は学び、成長し、強くなることができるということなのだそうです。さらに、ストレスに対する考え方を変えることで、私たちはもっと健康で幸せになれるといいます。

これは、これまでの私たちの考えてきた常識を覆す大きなパラダイムシフトであると言えるのではないでしょうか。

 

「考え方」でストレスホルモンの分泌が変わる?!

 

では、ストレスに対する考え方を変えることで、人の身体にはどのような変化が見られるのでしょうか。

ここで、この本に書かれていた実験を一つ紹介したいと思います。

実験では、まずは被検者を2グループに分け、ストレスに関する2種類のビデオをそれぞれに3分間程度見せます。そのあと、被検者にわざと強いストレスを感じさせるような模擬面接を行い、その時の唾液中のストレスホルモン(コルチゾールとDHEA)の量を調べます。

ビデオの内容は、

①グループ・・研究によって、ストレスには実は良い効果があるということがわかってきた。ストレスがいかにパフォーマンの向上に役立ち、健康を増進し、成長を促すものであるかということを説明することで、ストレスをポジティブにとらえたくなるような内容。

②グループ・・ストレスが健康に悪いことは多くの人が知っている。だが、研究によって、ストレスは私たちが思っている以上に心身を消耗させるということが明らかになってきた。ストレスがいかに健康に悪く、幸福感を失わせ、パフォーマンスを低下させるか、ということを説明し、ストレスに対するネガティブなイメージをさらに植え付けるような内容。

ちなみにどちらのビデオの内容も、実際の研究事例を引用していて、ある意味どちらも真実であると言えます。しかし、どちらのビデオを見るかによって、被検者のストレスに対する認識が変わります。その時、ストレス時の人の身体の反応に違いが現れるのかどうかを調べるのがこの実験の目的です。

 

コルチゾールとDHEAについて

 

コルチゾールとDHEAは、両方ともストレス時に副腎から分泌されるホルモンです。

コルチゾールは、糖代謝や脂質代謝を助け、ストレス時に身体がエネルギーを使いやすい状態になるよう働きます。また、消化・生殖・成長など、ストレス時には重要ではない身体の機能を抑制するように働きます。

一方DHEAは、コルチゾールの作用を抑制したり、傷の治癒を早める、免疫機能を高めるなどの効果があります。また、ストレスの経験を通じて脳が成長するのを助けるという働きもあります。

この二つのホルモンは、どちらも身体にとって必要なホルモンなのですが、特に慢性的なストレスがある場合、この二つのうちどちらのホルモンが多いかによって体に大きな影響が出てくることがわかっており、コルチゾールが多すぎると、免疫機能の低下やうつ病などの症状が現れやすい一方、DHEAが高いと、ストレスに関連する病気のリスクが低下する傾向がみられます。

また、コルチゾールに対するDHEAの割合が高い方が、集中力が高まり、問題解決能力に優れ、ストレスに負けずに頑張ることができるという傾向もみられると言われています。

 

考えが変わることで身体にどのような変化が見られたのか

 

さて、さきほどのストレスに関するビデオを見せた実験ではどのような結果が得られたのでしょうか。

 

結果から言うと、ずばり、コルチゾールとDHEAの割合に変化が見られたのだそうです。

 

ビデオを観ただけではコルチゾール値に変化はなかったのですが、意図的にストレスを与える模擬面接では、予想通り、被検者のコルチゾールの値が上昇します。しかし、①のグループ(面接前に「ストレスには良い効果がある」というびでおを見せられた人たち)は、②のグループ(面接前に「ストレスは心身を消耗させる」)というビデオを見せられた人たち)に比べ、DHEAの分泌量が多くなったという結果になりました。「ストレスには良い効果がある」と考えたことが、たんなる主観的な感じ方だけでなく、副腎から分泌されるストレスホルモンという生理的な部分にも影響を与えたのですね。

つまり、「ストレスは役に立つ」と思うと、実際にそうなるということです。

 

ストレスとうまく向き合い、うまく利用しよう!

 

人はストレスを「避けなければ」と思えば思うほど、それが不可能であることによって余計に苦しくなり、自己破壊的な行動を招きかねないといいます。それよりも、ストレスをうまく利用して向き合っていこうとする方が、無理してストレスを避けようとするよりもずっと賢明な方法であると考えられます。

本の中では、ストレスが最も害になるのは、自分はストレスに対して無力だと感じている場合や、自分が直面している問題に対処できる自信がなく、つらい思いをしてがんばることに意味を見出せずにいる状態にある時だとしています。

また、自分にとって大事な価値観を忘れずに生きることや、目的意識をもって生きることこそが何よりも大切であるということも述べられています。

 

これまで私は「ストレスは害になる」という認識が当たり前だと思っていました。実際にストレスが体に害を与えるケースももちろんあると思います。

しかし、これまでの考え方をガラッと変えて、ストレスを受け入れてうまく付き合っていくという姿勢でいれば、逆にストレスを力に変えるために役立てることができるという考え方は、とてもすばらしいものだと思いますし、大きな気づきをもらった気がします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

眠れない原因は、腸だった?!

快適な睡眠のために、「セロトニン」と「メラトニン」

 

私たちの脳内では、「神経伝達物質」が働くことによって、精神状態や、いわゆる「気分」がつくられています。

数ある神経伝達物質の中でも、「アドレナリン」や「ドーパミン」、「セロトニン」といった言葉は、皆さんもよく耳にしたことのあるものだと思います。

 

「アドレナリン」の前駆体は「ノルアドレナリン」と呼ばれる物質で、アドレナリンと共に、生存本能(闘争または逃避)を司り、交感神経系を刺激し、心身を覚醒させる働きを持ちます。
ドーパミンやノルアドレナリンなどは、もちろん生きていくうえで必要なものなのですが、これらが暴走すると、様々な悪影響が出てきます。ドーパミンが過剰になると多動の原因になったりするし、ノルアドレナリンが過剰になれば、怒りや不安、恐怖感などを過度に引き起こします。

 

一方、「セロトニン」は、ノルアドレナリンやドーパミンの分泌をコントロールして、心のバランスを整えてくれる作用を持っています。
そのため、セロトニンが不足すると、精神状態が不安定になり、幸福感が感じられにくくなることでも知られています。また、平滑筋の収縮をスムーズにして心臓発作を予防する働きも持っています。

さらに、セロトニンは心を落ち着けてくれるだけでなく、睡眠との深い関りがあります。なぜなら、セロトニンは、「眠りのホルモン」であるメラトニンの材料となるからです。自然な生活サイクルの維持と睡眠のために欠かせないホルモンです。
セロトニンが不足するとメラトニンがうまく生成できなくなり、不眠症などを引きおこす原因となります。

 

メラトニンをしっかり分泌させるにはどうしたら良いの??

 

快適な睡眠のために欠かせないメラトニンをしっかり分泌させるには、どうしたらよいのでしょうか。

①日中に太陽の光を充分浴びる

メラトニンは夜間に分泌されるのに対して、セロトニンは日中にたくさん分泌されます。日中しっかりと太陽の光を浴びることで、セロトニンの分泌量が増加し、それが夜のメラトニン分泌につながるということが分かっています

 

②腸内環境を整える

 

セロトニンの材料になるのは、必須アミノ酸の一つであるトリプトファンです。

脳内のセロトニンは、トリプトファンが脳内で変換されて作られます。

(ちなみに、腸内では「腸内セロトニン」が作られますが、腸内セロトニンは血液脳関門を通過できないため、脳内セロトニンとは別のものです。)

 

脳内のセロトニンを増やすには、トリプトファンを含むたんぱく質食品をたくさん摂れば良いのか?というと、どうやらそんなに単純な話でもないようです。(詳しくはこちら。)

 

食事の内容はもちろん大切ですが、それ以前に、胃腸の状態が悪くて十分な消化吸収ができていない状況である場合にも、セロトニンの材料であるトリプトファンが不足してしまうことがあります。

 

さらに、トリプトファンをセロトニンに変換するためにはビタミンB6などの栄養素が欠かせません。ビタミンB6は、食事から摂取して供給されるだけでなく、腸内でも作られますので、腸内環境が悪いとうまくビタミンB6が作られず、不足してしまうことがあります。

 

例えば、血液検査のASTが10前半、ALTが一桁だったりする場合、かなりのビタミンB6の不足が疑われると言われていますが、それだけビタミンB6が不足すれば、「眠れない」、「楽しいことがない」(うつ状態)、などといった症状や悩みが出やすくなってきます。

(血液検査データでは一見問題がないように見えても、実はビタミンB6不足というパターンも多々あるので、注意が必要です)

 

また、セロトニンがメラトニンになるには、ビタミンB12やマグネシウムといった栄養素が欠かせません。これらの栄養素を消化吸収できるかどうかも、やはり腸内環境が大きくかかわっています。

 

つまり、なかなか寝付けない、よく眠れない、といった睡眠に関する悩みの原因は、実は腸内環境が悪いせいだったりするわけです。

 

睡眠と腸なんて、一見関係なさそうに見えることでも、大いに関係あり!なのですね!!

やはり、腸内環境って、大事です!!!

 

上咽頭炎について

 

先日、第8期分子栄養学実践講座に参加してきました。

午前中の講義は、いとう耳鼻咽喉科 伊藤宏文先生による「Bスポット治療の実際」ということで、上咽頭の詳しい解剖や、慢性上咽頭炎とその治療法についての講義と、Bスポット治療の実演がありました。

 

上咽頭炎についてはこちら

 

先日のブログで紹介した「病気が治る鼻うがい健康法」という本でも、上咽頭と自律神経の関係についての記述がありましたが、より詳しく説明をしていただき、とても興味深い内容でした。

 

慢性上咽頭炎によって起こりやすい症状

 

慢性上咽頭炎があると、

①咽頭の違和感や後鼻漏をはじめとする直接的な症状だけでなく、②自律神経系の乱れを介した症状、③感染した上咽頭が病巣となり免疫を介して疾患を引き起こす というパターによって様々な症状を引き起こしやすくなるということがわかってきています。

 

①直接的症状の例

 

咽頭違和感

後鼻漏

咳喘息

首凝り

肩こり

耳鳴り

舌痛

歯の知覚過敏

顎関節痛

 

 

②自律神経系の乱れを介した症状

 

全身倦怠感

原因不明のめまい

睡眠障害

起立性調節障害

記憶力・集中力の低下

過敏性腸症候群

胃もたれ、胃痛など

むずむず脚症候群

慢性疲労症候群

線維筋痛症

 

 

③病巣炎症として免疫を介した二次疾患

 

IgA腎症

ネフローゼ症候群

関節炎

胸肋鎖骨過形成症

掌蹠膿疱症

乾癬

慢性湿疹

アトピー性皮膚炎

 

実に様々な症状に対して、上咽頭炎が関係している可能性があるのですね。

 

 

上咽頭炎治療と迷走神経

 

上咽頭の神経支配は脳神経の「舌咽神経」と「迷走神経」。

伊藤先生によると、

「自律神経と炎症反応が、迷走神経を介して深く関係しているということを示唆する研究が相次いでいる。上咽頭の治療を行うことによって迷走神経が刺激され、炎症反射に何らかの影響を与えるのではないか」

と述べられていました。

 

また、「上咽頭刺激(治療)は、下垂体副腎系に対して刺激作用ないし賦活作用がある」とのこと。

 

つまり、上咽頭治療は、自律神経系と密接な関係にある視床下部―脳下垂体―副腎系という、ホルモンバランスを担う非常に重要な部分にも良い影響を与えることができるということです。

 

そのため、副腎疲労の患者さんに上咽頭の治療を行うと効果があるし、逆に、上咽頭に炎症があると、副腎疲労がなかなか良くならないということも起こりうるということです。

 

そして、上咽頭は腸の状態とも深く関係しているため、上咽頭を治療するだけでなく、腸内環境を整えることも非常に重要なことの一つです。

 

 

塩化亜鉛よりも痛くない?!塩化マグネシウムでの治療

 

先日のブログで、上咽頭炎の治療法として、上咽頭に塩化亜鉛を塗布する方法を紹介しましたが、伊藤先生によると、より痛みを少なく安全に行うことのできる治療法として、塩化亜鉛の代わりに塩化マグネシウムを用いる方法を提唱されていました。

実演で実際に治療を受けた方によると、塩化亜鉛に比べて塩化マグネシウムの方が、痛みが少ないとのことでした。ちなみに効果に関しては、塩化亜鉛と変わらないそうです。

 

上咽頭炎については、日本病巣疾患研究会 のHPにも詳しく載っているので、興味のある方はチェックしてみてください。

「病気が治る鼻うがい健康法」

 

鼻うがい健康法とは?

 

前回のブログを読んでいただいて、上咽頭炎が気になった方に、

 内科医の堀田修先生 著 「病気が治る鼻うがい健康法」

という本がお勧めです。

 

風邪のひき始めにつきものの、喉の痛み。

 

「喉の痛み」、というと、扁桃腺の炎症が引き起こしていると考える方も多いかもしれませんが、実際には、扁桃の炎症よりも、上咽頭の炎症が痛みを引き起こしている場合が多いそうです。そのため、風邪の予防のためには、一般的に行われている喉うがいよりも、鼻の奥の上咽頭の部分を洗浄できる「鼻うがい」の方が、実は数段効き目があるのだそうです。

 

上咽頭炎と、IgA腎症の関係

 

この本の著者の堀田修先生は、腎臓病を専門とする内科医で、約30年間にわたり患者さんを診察する中で、IgA腎症という腎臓病が、扁桃炎や上咽頭炎によって引き起こされているのではないかということを突き止めました。

 

腎炎の原因は不明とされているものが多いそうなのですが、その発症メカニズムには、人間の体内の免疫システムが関わっていることも少なくないと考えられており、腎炎を根本的に治療するためには、腎臓だけを見るのではなく、免疫システムに関わる細菌やウイルスなどが侵入してくる場所=咽喉や鼻で起こっている感染や炎症にも目を向けなくてはならないという視点から、このような考えに至ったのだそうです。

本の中では、上咽頭炎についての詳しい説明や、上咽頭炎を治療することでIgA腎症が治るメカニズム、自律神経と上咽頭の関係、上咽頭炎の治療法から自分でできるホームケアや気を付けたいことなど、非常に興味深いことがたくさん書かれています。また、実際に上咽頭炎を治療することで、IgA腎症だけでなく、アトピー性皮膚炎や掌蹠膿疱症、潰瘍性大腸炎、ネフローゼ症候群、アレルギーなどが良くなったという実例も挙げられています。

 

人体の不思議?! 病巣感染について

 

身体のどこかに細菌などに感染した病巣があって、それが原因で病巣とは違う離れた場所に病気が起こることを、「病巣感染」といいます。

 

IgA腎症と扁桃炎・上咽頭炎の関係もこれにあたり、IgA腎症を治療するには、炎症を起こしている扁桃を摘出したり、上咽頭炎を治すことが有効であるということになります。

  

このような「病巣感染」の考え方は、古くは医学の父と呼ばれるヒポクラテスの時代からあり、ヒポクラテスは、個々の患者さんを注意深く観察することで、喉の病気と関節リウマチとの関係を見出したのだそうです。

 

上咽頭炎を予防する生活習慣

 

堀田先生は、慢性上咽頭炎を予防するためには、まずは何はなくとも禁煙すること、とされています。

なぜならば、喫煙者のほとんどは、ひどい慢性上咽頭炎を患っているからだそうです。

また、鼻うがいを習慣づけること、ハウスダストなどを避けてきれいな空気を吸うこと、首を冷やさないこと、首のコリをとること、口呼吸をやめること、そしてストレスをためない生き方をすることなどを挙げています。もちろん、鼻うがいのやり方も詳しく解説されています。

首のコリに関しては、上咽頭炎と首の筋肉は非常に関係が深く、上咽頭炎があると、上咽頭と同じ高さにある耳下部の筋肉が緊張するのだそうです。そのため、耳下部の胸鎖乳突筋付着部付近を人差し指・中指・薬指の3本でやや強く押すと、上咽頭炎がある患者さんは痛みを感じることから、上咽頭炎の診断方法の一つとしてこの触診が使われているとのこと。

 

首を温めると、筋肉の緊張(コリ)がほぐれ、慢性上咽頭炎の様々な症状が軽減するとしています。もちろん、普段から首を冷やさない心がけも大切です。

 

上咽頭炎の治療

 

上咽頭炎の治療は、塩化亜鉛というものを患部に直接塗るという方法で行われます。全国でもこの治療を行っている耳鼻科は少ないようですが、この本の巻末には慢性上咽頭炎の塩化亜鉛治療を行っている医療機関が載っているので、気になる方は一読してみることをおすすめします。

(最近では塩化亜鉛よりも痛くない、塩化マグネシウムを用いる方法も注目されているようです)

もしかして、上咽頭炎かも?!6スポット治療を受けた感想

上咽頭炎とは

 

☑ 喉から風邪をひきやすい

☑ 後鼻漏が気になる(鼻水が喉の上の方に落ちてきて、痰が絡んだような感じになる)

☑ 朝起きたときに喉が痛くなりやすい

☑ 口呼吸

☑ 声がかれて話しにくい

 

上のような症状が一つでも当てはまる方は、もしかすると、慢性の上咽頭炎になっているかもしれません。

 

「上咽頭」とは、鼻の奥のいわゆる「のどちんこ」の裏側の部分で、この部分が慢性的に炎症を起こすことで、様々な身体の不調の原因となるというのです。

 

また、気が付かないうちに上咽頭に炎症が起きていることもあるため、上記のような症状がないからOK!というわけでもありません。

 

例えば、首の凝りや、アレルギー、アトピー性皮膚炎、腎症などが、慢性の上咽頭炎によって引き起こされることもあると言われています。

 

上咽頭炎について詳しく知りたい方は、こちらもチェック!

喉の不調と腸の不調が関係している?!

 

実は、腸の炎症から波及して、慢性の「上咽頭炎」が起きているケースも多いということがわかってきています。

 

喉の不調と腸の不調が関係しているなんて、ちょっと意外な感じがしますよね。

 

腸は、免疫の70%を担うと言われています。

そして、上咽頭は、鼻を通過して取り込まれた空気が最初に通り、ウイルスや細菌など、様々な外敵が侵入する部分。

どちらも、免疫に関わる重要な役割を担っています。

 

脳から出ている末梢神経(脳神経)の一つに、「迷走神経」というものがあります。この神経は、首を通って、腹部の臓器にまで分布している神経で、上咽頭や腸の支配にも関わっていて、自律神経と密接な関係があります。

 

腸の状態と上咽頭の状態が密接に関わっているというのは、身体の機能を考えると、とてもうなずけることなのですね。

 

 

上咽頭炎の治療法

 

身体の様々な不調の原因にもなっているのではないかと言われている「上咽頭炎」ですが、あまり重要視されていない部分で、治療を行っているクリニックは少なく、耳鼻科の先生でも知らない場合もあるのだそうです。

 

治療方法は、塩化亜鉛を患部に直接塗る「Gスポット治療」、またはその方法をより進化させた「6スポット治療」というもので、もしも上咽頭に炎症があった場合、塩化亜鉛を塗った時に痛みを感じるし、出血も見られると考えられています。

(痛みや出血に関しては、重症度の指標にはならないという意見もあるようです)

 

ちなみにこの治療は、保険点数が低くお医者様があまり儲からないという点も、上咽頭炎のことがあまり広まらない原因の1つとなっているようです…。

 

そして、腸などに炎症があった場合は、いくら上咽頭炎だけを治療してもなかなか炎症が治らないということになってしまうので、上咽頭だけでなく腸内環境を改善していくことも大事なのです。

 

 

口呼吸が喉の上咽頭の炎症を引き起こす

 

実は私も喉が弱く、喉に痰が絡む感じがすることが多かったり、喉から風邪をひきやすいタイプでした。正確に言うと、痰が絡んでいるのではなく、鼻水が上咽頭へ落ちてくる「後鼻漏」という状態だったのですね。

 

上咽頭炎の原因の1つとして、口呼吸が挙げられますが、その点に関しては、私は、

『小さい頃から「口呼吸は良くない!」と母からも言われていたし、絶対に普段は口呼吸なんかしてないなーい!』

と、思いきや、寝ている間だけ気がつかずに口呼吸になっているケースはよくあるとのこと。

朝起きた時に喉がイガイガすることが多いし、私もそのケースなのかも…。

 

 6スポット治療」を受けた感想

 

明らかに上咽頭炎疑われる症状があった私は、昨年、勇気を出して「6スポット治療」に行ってきました。

結果、あまりの痛さに絶句…!

 大人なのに、痛くて泣きたくなるぐらい痛かったのです。

 上咽頭に炎症があればあるほど痛みも感じるし、出血もあるのだそうです。

私の場合、痛みだけでなく、綿棒にベッタリ血もついていました…。 

 

思えば私は小さい頃から喉が弱く、しょっちゅう風邪をひいていたし、その頃からすでに慢性的な炎症が起きていたのかもしれません。

 

というわけで、予想通り慢性上咽頭炎の診断をいただいたものの、あの苦痛をまた味わうのがイヤ過ぎて、結局一回きりでその後受診するのを躊躇しています。

 

本当は、治療を始めてしばらくは、続けて何回か通った方が効果はあるらしいのですが…。

 

上咽頭炎を改善するには

 

 上咽頭炎だとわかったものの、どうしてもあの苦痛には耐えかねるので、自力でなんとかできないものかと考えた私は、

★塩水で鼻うがい

★抗炎症と殺菌作用があると言われているササの葉エキスで朝晩うがい 

★寝ている間の口呼吸予防のために口テープをして寝る

★喉の乾燥を防ぐためにマスクをして寝る

★身体を冷やさないようにする

 ★以前から愛用している温熱器で念入りに首を温める

 ★腸内環境を整える食事とサプリメントを積極的に摂る

 

などなど、良さそうなことは全部実践してみました!

 

すると、喉の調子はだいぶ良くなり、朝起きたときに喉が以外がすることはなくなり、後鼻漏の症状もほとんどなくなりました。

 

しかし、上咽頭炎はそう簡単に治るものではないらしく、炎症があっても自覚症状のないパターンも多いと言われているので、たぶん私の場合、完全に治ったわけではないけれど、以前よりは炎症が治まったのだろうと思われます。

 

とはいえ、私が実践した方法は全部、上咽頭炎があってもなくても身体に良いことばかり。なので、この習慣はできる限り続けていきたいと思います。

 

自宅でできる上咽頭洗浄法として、梅エキスの「ミサロールローション」というもので点鼻を行う方法もあるようなので、これも試してみたいです。

 

そして、覚悟ができたら、また6スポット治療を受けに行ってみます、、。